歯・口腔の構造と機能の練習問題(60問)
練習問題
- 練習問題16: 味物質を受容する味蕾が主に存在する部位はどれか。
正解: ウ 要点: 味覚情報は、主に舌乳頭の味蕾で受容されます。
- 練習問題17: ヒトの基本味の組合せはどれか。
正解: ア 要点: 基本味は、甘味・酸味・塩味・苦味・うま味の5つです。
- 練習問題18: 唾液中のα-アミラーゼが主に分解する物質はどれか。
正解: ア 要点: 唾液アミラーゼはデンプンを麦芽糖などに分解します。
- 練習問題19: 歯垢のpHが急に酸性へ傾くのを和らげる唾液の作用はどれか。
正解: ア 要点: 唾液の緩衝作用は、歯垢のpHが急激に変化するのを抑えます。
- 練習問題20: 脱灰した歯質へ再び沈着し、その修復に働く唾液中の成分の組合せはどれか。
正解: ア 要点: 唾液中のカルシウム、リン酸、フッ素の各イオンが歯質へ再び沈着します。
- 練習問題21: 唾液中のムチンが咀嚼と嚥下を助ける主な理由はどれか。
正解: ア 要点: ムチンは唾液に粘性を与え、食塊形成と嚥下を助けます。
- 練習問題121: 歯・口腔が直接担っている働きだけで構成された組合せはどれか。
正解: ア 要点: 口腔は食べること、会話、表情づくりなどに関わります。
- 練習問題122: 食物や飲み物を口に取り込むとき、協調して動く組織の組合せはどれか。
正解: ア 要点: 口唇、舌、頬の協調運動によって食物を口に取り込みます。
- 練習問題125: 成長期に食物を咬むことが発育を刺激する部位はどれか。
正解: ウ 要点: 成長期の咀嚼は、顎骨と周囲筋の発育を刺激します。
- 練習問題134: 唾液に強い粘性を与える成分として資料に挙げられているのはどれか。
正解: イ 要点: ムチンなどにより唾液は強い粘性をもちます。
- 練習問題136: 唾液の緩衝作用が抑える環境変化はどれか。
正解: エ 要点: 緩衝作用は、酸性にもアルカリ性にも急激に傾かないよう中和します。
- 練習問題138: 食物中の味を生じる物質が受容体と反応する前に必要な過程はどれか。
正解: イ 要点: 味物質は唾液中に溶けてから受容体と反応します。
- 練習問題139: 唾液分泌が減ったとき、味を感じにくくなる理由として最も適切なのはどれか。
正解: イ 要点: 唾液が少ないと、味物質を溶かして受容体へ運ぶ働きが低下します。
- 練習問題140: 食品を味わう過程を、刺激の流れに沿って並べたものはどれか。
正解: エ 要点: 味物質は唾液に溶け、受容体で受け取られた情報が脳へ伝わります。
- 練習問題141: 厚生労働省資料が「咀嚼」として示す一連の動作はどれか。
正解: ウ 要点: 咀嚼は歯で食物を咬み、飲み込むまでの一連の動作です。
- 練習問題144: 唾液の流れや、繊維質の食物を咬むことによって、口腔内の食物残渣などが機械的に取り除かれる働きを何というか。
正解: イ 要点: 唾液の流れと咀嚼による機械的な口腔清掃を自浄といいます。
- 練習問題145: 母音と子音で、呼気の通り方を正しく対比したものはどれか。
正解: ウ 要点: 母音は呼気を遮らず、子音は呼気を遮るか通路を狭めて作ります。
- 練習問題146: 唾液タンパクによる被覆が守る部位と対象の対応として正しいのはどれか。
正解: イ 要点: 歯面と粘膜では、被覆によって軽減される対象が異なります。
- 練習問題148: 唾液量が減少したときに、洗浄機能の低下によって起こりやすい変化はどれか。
正解: エ 要点: 唾液の洗浄が弱まると、食物残渣が残りやすくなります。
- 練習問題149: 味覚を助ける働きと消化を始める働きの対応が正しいのはどれか。
正解: ア 要点: 唾液は味物質を溶かし、酵素によるデンプン消化も行います。
- 練習問題151: 歯の表面を覆うペリクルの主な由来はどれか。
正解: ア 要点: ペリクルは唾液タンパクによって歯面に形成されます。
- 練習問題152: 歯垢中の細菌が糖質から作り出した酸によって、無機成分の溶出が起こる部位はどれか。
正解: ウ 要点: 歯垢中の酸は、口腔内へ露出した歯の表面から無機成分を溶かし出します。
- 練習問題153: 咀嚼や歯みがきのときの摩擦によって、歯面の硬組織が少しずつすり減っていく物理的な変化を何というか。
正解: ア 要点: 摩擦によって歯面がすり減る物理的な変化を摩耗といいます。
- 練習問題154: 飲食後に歯垢のpHが低下したとき、歯質で起こる化学的な変化はどれか。
正解: ウ 要点: 歯垢のpHが下がると、歯質の無機成分が溶け出します。
- 練習問題155: 食物のおいしさを決める、味以外の要因を並べた組合せはどれか。
正解: ア 要点: おいしさには臭い、食感、温度、色、体調なども関わります。
- 練習問題156: 唾液による被覆が口腔粘膜を守る対象の組合せはどれか。
正解: ウ 要点: 唾液の被覆は、粘膜を感染と機械的損傷から守ります。
- 練習問題157: 唾液が口腔内の急激な酸性・アルカリ性への変化を抑える際に関わる成分の組合せはどれか。
正解: ア 要点: 炭酸、重炭酸、リン酸などが急激なpH変化を和らげます。
- 練習問題158: 飲食後に歯垢のpHが酸性へ傾いたとき、唾液による中和が抑制する変化はどれか。
正解: ア 要点: 酸性化の中和は、歯質の無機成分が失われるのを抑えます。
- 練習問題159: 唾液がもつ複数の作用のうち、「保護作用」に当たる説明はどれか。
正解: エ 要点: 唾液タンパクが歯面と粘膜の表面を覆う働きが保護作用です。
- 練習問題160: 唾液による歯面保護を、物理的作用と化学的作用の両面から示す組合せはどれか。
正解: イ 要点: 唾液は被膜で摩擦を和らげ、pH調節で酸による影響も抑えます。
- 練習問題161: 唾液中で細菌の活動を抑える成分だけを含む組合せはどれか。
正解: エ 要点: 唾液には複数の抗菌成分が含まれます。
- 練習問題162: ラクトフェリンが唾液中で担う作用として分類されるのはどれか。
正解: ウ 要点: ラクトフェリンは、唾液中の抗菌成分の一つです。
- 練習問題163: 唾液中のペルオキシダーゼとα-アミラーゼの役割の対応が正しいのはどれか。
正解: ウ 要点: ペルオキシダーゼは防御に、α-アミラーゼは糖質消化に関わります。
- 練習問題164: 唾液中の免疫グロブリンが直接担う働きはどれか。
正解: ア 要点: 唾液中の免疫グロブリンは、口腔内の防御に関わります。
- 練習問題165: 初期の脱灰が生じた歯面で、唾液が促す修復方向の変化はどれか。
正解: ウ 要点: 唾液は、失われた無機成分が歯質へ戻る変化を促します。
- 練習問題166: 飲食後の歯面で唾液が担う二段階の防御として適切なのはどれか。
正解: エ 要点: 唾液はpH低下を和らげ、歯質の無機成分の回復も促します。
- 練習問題167: 唾液の抗菌機能と歯質修復機能を正しく対比したものはどれか。
正解: イ 要点: 唾液は微生物の活動を抑え、脱灰した歯質の修復も助けます。
- 練習問題168: 資料が、唾液に抑える働きがあるとしている対象はどれか。
正解: イ 要点: 唾液には、ベンゾピレンなどの発がん性・変異原性を抑える作用があります。
- 練習問題169: 唾液の防御作用を、対象の異なる三つの側面から示す組合せはどれか。
正解: ア 要点: 唾液は被覆、抗菌、歯質修復という異なる方法で口腔を守ります。
- 練習問題170: 唾液の作用を、物理的・化学的・生物学的な働きに分けた対応として適切なのはどれか。
正解: エ 要点: 唾液は食塊形成、pH調節、抗菌など性質の異なる働きをもちます。
- 練習問題174: 声帯で生じた音を言葉の音へ整えることに関わる構造の組合せはどれか。
正解: ウ 要点: 歯、顎、骨、口唇、舌の形態と機能が発音を作ります。
- 練習問題175: 口唇の形態や動きに異常がある場合に直接影響しやすい機能はどれか。
正解: ウ 要点: 口唇は呼気の通路を変え、発音を形作ります。
- 練習問題176: 舌の運動が発音に必要な主な理由はどれか。
正解: イ 要点: 舌は位置や形を変え、呼気の通路を調節して発音を作ります。
- 練習問題177: 歯や顎の形態が発音に関わる理由として適切なのはどれか。
正解: エ 要点: 歯や顎の形態は、声の通り道や共鳴を変えて発音に影響します。
- 練習問題178: 歯・口唇・舌などの形態または機能の異常によって起こり得るのはどれか。
正解: ア 要点: 発音に関わる器官の異常は、構音障害につながります。
- 練習問題621: 乳歯のもとになる歯胚が、口の表面の上皮細胞が内部へ入り込むことで作られ始める時期はどれか。
正解: イ 要点: 乳歯の歯胚は胎生7〜10週頃に作られ始めます。
- 練習問題622: 歯と歯周組織を構成する組織のうち、皮膚や爪、脳神経と同じ外胚葉に由来する細胞から作られるものはどれか。
正解: イ 要点: エナメル質は外胚葉、その他の歯・歯周組織は中胚葉に由来します。
- 練習問題623: 歯を縦に切った断面において、歯冠と歯根の境界にあたる部分の名称はどれか。
正解: ア 要点: 歯は上方から歯冠・歯頸・歯根に区分されます。
- 練習問題624: 歯の本体をなし、加齢に伴って増加し、すり減った部位に新しく作られることがある硬組織はどれか。
正解: エ 要点: 歯の本体は象牙質で、加齢に伴って増えることがあります。
- 練習問題625: ヒトの歯列における乳歯と永久歯の本数の組合せはどれか。
正解: エ 要点: 乳歯は20本、永久歯は32本で構成されます。
- 練習問題626: 永久歯のうち、乳歯からの生え変わりがなく一生歯と呼ばれる歯種はどれか。
正解: イ 要点: 切歯・犬歯・小臼歯は二生歯、大臼歯は一生歯です。
- 練習問題627: 歯周組織を構成する4つの組織の組合せはどれか。
正解: イ 要点: 歯周組織は歯肉、歯根膜、セメント質、歯槽骨の4つです。
- 練習問題628: 咬んだときに歯へ加わる力を分散させ、シャーピー線維によって歯と骨を強く結びつけている組織はどれか。
正解: ウ 要点: 歯根膜が歯と歯槽骨の間で咬合力を分散させます。
- 練習問題629: 歯根が顎の骨の中に入り込んで結合している状態を表す、歯に特有の付着結合の名称はどれか。
正解: エ 要点: 歯が骨に植わった状態を釘植といいます。
- 練習問題630: 大唾液腺のうち、顎下腺と舌下腺の導管が開口する部位はどれか。
正解: エ 要点: 顎下腺と舌下腺は舌の下の舌下小丘に開口します。
- 練習問題631: 舌を構成する筋のうち、舌そのものの形を変える働きをもつ筋群はどれか。
正解: ウ 要点: 舌の形を変えるのは内舌筋です。
- 練習問題632: 臼歯部の歯根の先端が突出するほど近接しており、むし歯菌が波及する危険性のある副鼻腔はどれか。
正解: エ 要点: 上顎洞の底に上顎臼歯の根尖が近接しています。
- 練習問題633: 顎関節において、下顎頭と下顎窩の間に滑液とともに存在し、クッションの働きをする構造はどれか。
正解: イ 要点: 下顎頭と下顎窩の間には関節円板があります。
- 練習問題634: 正常なかみ合わせにおいて、上下の歯が通常示す対向関係はどれか。
正解: エ 要点: 通常は上顎の1歯に下顎の2歯がかみ合います。
- 練習問題635: 嚥下が始まるときに反り上がり、口から鼻へ通じる鼻咽腔を封鎖する構造はどれか。
正解: イ 要点: 嚥下時は軟口蓋が鼻咽腔を封鎖します。