歯科予防処置論の練習問題(81問)
練習問題
- 練習問題45: むし歯の発生に必要な三つの要因の組合せはどれか。
正解: ア 要点: 歯の質、細菌、糖を含む食物の要因が重なってう蝕が生じます。
- 練習問題46: う蝕予防法の組合せとして適切なのはどれか。
正解: ア 要点: 歯の質、細菌、食習慣のそれぞれに働きかける予防法を組み合わせます。
- 練習問題47: フィッシャーシーラントの主な予防機序はどれか。
正解: ウ 要点: 歯ブラシが届きにくい奥歯の溝を封鎖し、う蝕を予防します。
- 練習問題48: フッ化物洗口の「ブクブクうがい」の時間として推奨されるのはどれか。
正解: ア 要点: 5~10mL程度を口に含み、30秒~1分程度洗口します。
- 練習問題49: フッ化物洗口後の注意として適切なのはどれか。
正解: ア 要点: 洗口後は約30分、すすぎや飲食を控えます。
- 練習問題50: フッ化物洗口の週1回法で用いられる代表的な洗口液はどれか。
正解: ウ 要点: 週1回法では、約900 ppmのフッ化物イオン濃度が代表的です。
- 練習問題421: 薬用歯みがき類製造販売承認基準で定められる歯磨剤中のフッ化物イオン濃度の上限はどれか。
正解: イ 要点: 歯磨剤の承認基準上限は1,500ppmFです。
- 練習問題422: 歯が生えてから2歳までの幼児に用いる900~1,000ppmF歯磨剤の目安量はどれか。
正解: エ 要点: 2歳までは米粒程度の少量を用います。
- 練習問題423: 3~5歳児に用いる900~1,000ppmF歯磨剤の目安量はどれか。
正解: ア 要点: 3~5歳では5mm程度が目安です。
- 練習問題424: 6歳以上に推奨されるフッ化物配合歯磨剤の濃度はどれか。
正解: イ 要点: 6歳以上は1,400~1,500ppmFが推奨されます。
- 練習問題425: 3歳以上がフッ化物配合歯磨剤で歯を磨いた後、うがいをする場合の方法はどれか。
正解: ウ 要点: すすぐなら少量の水で1回にします。
- 練習問題426: うがいのできない幼児の歯みがき後に行ってよい対応はどれか。
正解: イ 要点: 吐き出せない場合は軽い拭き取りも選択できます。
- 練習問題427: フッ化物歯面塗布の実施者として示されるのはどれか。
正解: ア 要点: 歯面塗布は歯科専門職が行います。
- 練習問題428: フッ化物歯面塗布剤の代表的なフッ化物イオン濃度はどれか。
正解: エ 要点: 代表的な歯面塗布剤は約9,000ppmFです。
- 練習問題429: フッ化物歯面塗布終了後の指導として適切なのはどれか。
正解: ウ 要点: 塗布後30分はうがいと飲食を控えます。
- 練習問題430: フッ化物歯面塗布の予防効果を得るための受け方はどれか。
正解: エ 要点: 単回で終えず、年2回以上継続します。
- 練習問題431: フッ化物洗口の毎日法で用いる濃度の組合せはどれか。
正解: ウ 要点: 毎日法は225、250または450ppmFです。
- 練習問題432: 集団フッ化物洗口を幼児に開始する前の確認として適切なのはどれか。
正解: イ 要点: 水で洗口と吐き出しを練習してから開始します。
- 練習問題433: フッ化物洗口中に誤飲を防ぐ頭部の姿勢はどれか。
正解: ウ 要点: 洗口はうつむき加減で行います。
- 練習問題434: シーラント材にグラスアイオノマーを用いることで期待される作用はどれか。
正解: イ 要点: 材料中のフッ化物が再石灰化を促します。
- 練習問題435: シーラント処置後に定期確認が必要な主な理由はどれか。
正解: ア 要点: 欠落や破折を見つけ、必要なら再処置します。
- 練習問題436: 歯みがきでう蝕予防に直接寄与する機械的作用はどれか。
正解: イ 要点: ブラッシングは歯面のプラークを機械的に除去します。
- 練習問題437: 接触が緊密で隙間の小さい歯間部に適する清掃用具はどれか。
正解: ウ 要点: 狭い歯間部には細い糸状のフロスが適します。
- 練習問題438: 歯間空隙が大きい部位の清掃に適する用具はどれか。
正解: イ 要点: 広い歯間部には歯間ブラシを用います。
- 練習問題439: 歯間ブラシのサイズ選択として適切なのはどれか。
正解: ア 要点: 隙間よりやや小さいサイズで損傷を防ぎます。
- 練習問題440: 石灰化した歯石への対応として適切なのはどれか。
正解: イ 要点: 歯石は専門器具で機械的に取り除きます。
- 練習問題441: PMTCの説明として適切なのはどれか。
正解: ウ 要点: PMTCは専門家による機械的歯面清掃です。
- 練習問題442: 歯石表面がプラークコントロールを難しくする理由はどれか。
正解: イ 要点: 粗造な歯石表面はプラークの足場になります。
- 練習問題443: 地域のう蝕予防でシーラントと組み合わせる取組はどれか。
正解: ア 要点: 集団のフッ化物洗口と高リスク歯へのシーラントを組み合わせます。
- 練習問題444: 集団フッ化物洗口の継続期間として、マニュアルが望ましいとするものはどれか。
正解: イ 要点: 保育園・幼稚園等から中学校卒業まで継続することが望ましいとされています。
- 練習問題445: う蝕予防におけるフッ化物の歯質への直接的な作用はどれか。2つ選べ。
正解: ア・イ 要点: フッ化物は再石灰化の促進と歯質の耐酸性向上でう蝕を防ぎます。
- 練習問題446: 歯肉退縮があり根面う蝕リスクの高い高齢者に勧める日常的対策はどれか。
正解: イ 要点: 根面う蝕にもフッ化物歯磨剤を継続利用します。
- 練習問題447: 嚥下障害がある要介護者へフッ化物歯磨剤を用いる際の対応はどれか。
正解: エ 要点: 誤嚥を防ぐため吸水・吸引を組み合わせます。
- 練習問題448: からみがきを好む人がフッ化物の局所効果も得る方法はどれか。
正解: エ 要点: ダブルブラッシングでフッ化物を歯面へ供給します。
- 練習問題449: 溶液タイプの歯面塗布剤を小綿球に浸して歯面へ適用する方法はどれか。
正解: イ 要点: 小綿球や綿棒を使うのは綿球・綿棒法です。
- 練習問題450: 小児のフッ化物歯面塗布1回で準備する薬剤量の上限はどれか。
正解: ウ 要点: 小児1回分は2gまたは2mL以内です。
- 練習問題451: 歯面塗布を他のフッ化物応用へ追加する優先度が高い者はどれか。
正解: イ 要点: 高リスク者では専門的塗布を追加します。
- 練習問題452: 集団洗口用の洗口液を調製する際の対応はどれか。
正解: イ 要点: 調製指示書に従い、所定濃度を正確に作ります。
- 練習問題453: 調製した集団洗口液を入れる容器として適するのはどれか。
正解: イ 要点: フッ化物はガラス成分と反応するため合成樹脂容器を用います。
- 練習問題454: 週1回法の実施後にポリタンクへ残った洗口液の扱いはどれか。
正解: ウ 要点: 週1回法の残液はその日のうちに廃棄します。
- 練習問題455: 集団洗口で飛沫を抑えて紙コップへ吐き出す方法はどれか。
正解: エ 要点: 口元近くの低い位置で静かに吐き出します。
- 練習問題456: 家庭で毎日法のフッ化物洗口を行う望ましい時機はどれか。
正解: ウ 要点: 家庭では就寝前の歯みがき後が望ましい時機です。
- 練習問題457: シーラントの適応判断で用いる歯単位の情報はどれか。
正解: エ 要点: 深い溝や萌出状態など対象歯の情報を評価します。
- 練習問題458: シーラント適応の個体リスク評価に含まれるものはどれか。
正解: ア 要点: 過去のう蝕経験は将来リスクを考える重要な情報です。
- 練習問題459: フッ化物歯面塗布で、上下顎の歯面へまとめて薬剤を作用させる手技に用いる器具はどれか。
正解: エ 要点: トレー法は薬剤を入れた専用トレーを歯列へ装着します。
- 練習問題460: 砂糖摂取の適正化と併せるべきう蝕予防策はどれか。
正解: ア 要点: 食生活改善だけにせず、フッ化物応用を併用します。
- 練習問題461: スクロースを含む間食の代替候補としてう蝕を生じにくい甘味料はどれか。
正解: エ 要点: キシリトールは非う蝕原性の代用甘味料です。
- 練習問題462: デンタルフロスが接触点を通過した後の操作はどれか。
正解: ウ 要点: 手前と奥の両歯面へ沿わせて清掃します。
- 練習問題463: 臼歯部へ挿入しやすい歯間ブラシの形態はどれか。
正解: エ 要点: 奥歯には角度のついたL字型が扱いやすいです。
- 練習問題464: PMTCで回転式器具を使う前に行う操作はどれか。
正解: ア 要点: 染色で磨き残しを可視化してから清掃します。
- 練習問題465: PMTCで粗い研磨粒子を用いた後の最終仕上げはどれか。
正解: イ 要点: 粗い粒子で除去し、細かい粒子で仕上げます。
- 練習問題466: フッ化物洗口1回で、口腔の容積に合わせて用いる洗口液量はどれか。
正解: ア 要点: 1回の洗口には、口腔の容積に合わせて5~10mLを用います。
- 練習問題467: フッ化物歯面塗布の歯ブラシ法で用いる組合せはどれか。
正解: イ 要点: 歯ブラシ法はゲル製剤を歯ブラシで歯面へ塗布します。
- 練習問題468: ブラッシング指導前にプラーク染色を行う主な利点はどれか。
正解: イ 要点: 磨き残しを見える形にして改善部位を特定します。
- 練習問題469: 4歳児へ家庭でのう蝕予防を提案する組合せはどれか。
正解: イ 要点: 3~5歳の濃度、量、回数をまとめて適用します。
- 練習問題470: シーラントの長期的なう蝕予防効果について、資料に合う評価はどれか。
正解: イ 要点: シーラントは長期的な予防効果があり、フッ化物との併用で効果が高まります。
- 練習問題471: 幼稚園でフッ化物洗口を導入する準備として最も適切なのはどれか。
正解: イ 要点: 洗口能力と実施方法の両方を導入前に整えます。
- 練習問題472: 集団洗口の安全管理で是正すべき運用はどれか。
正解: ウ 要点: 無表示の飲料容器は取り違えを招くため是正します。
- 練習問題473: 萌出途中で深い裂溝をもつ第一大臼歯への予防計画はどれか。
正解: イ 要点: 適応評価、処置、定期確認を一連で行います。
- 練習問題474: 間食頻度が高く、深い小窩裂溝と多量のプラークがある児童への包括的対策はどれか。
正解: ウ 要点: 細菌、糖、歯面の各リスクへ同時に介入します。
- 練習問題475: 甘い飲料を少量ずつ一日中飲む習慣の改善案はどれか。
正解: エ 要点: 量だけでなく口腔が糖に触れる回数を減らします。
- 練習問題476: 歯周治療後に前歯部は緊密、臼歯部は空隙が広い者への用具選択はどれか。
正解: ウ 要点: 歯間空隙の大きさと部位に合わせて用具を変えます。
- 練習問題477: 矯正装置周囲にプラークが残る者へのPMTC後の対応はどれか。
正解: イ 要点: 専門ケアは日常のプラーク管理を置き換えません。
- 練習問題478: 歯肉縁上歯石と隣接面プラークがある者への処置順序として適切なのはどれか。
正解: エ 要点: 沈着物除去と再発予防のセルフケアをつなげます。
- 練習問題479: 重度歯周炎治療後で清掃不良とプロービング時出血がある者への管理はどれか。
正解: エ 要点: 高リスク者は1~3か月など短い間隔を検討します。
- 練習問題480: 喫煙者で歯肉出血が少ないが深い歯周ポケットがある場合の解釈はどれか。
正解: エ 要点: 喫煙は見かけの出血を弱めてもリスクを下げません。
- 練習問題676: ルートプレーニングの目的として適切なのはどれか。
正解: エ 要点: 歯根面を為害性のない滑沢な面に整えます。
- 練習問題677: スケーリング・ルートプレーニングに先立って行う操作はどれか。
正解: エ 要点: 浮遊している細菌性プラークを先に取り除きます。
- 練習問題678: 全身性疾患のある患者にスケーリング・ルートプレーニングを行うときの配慮はどれか。
正解: エ 要点: 観血処置として菌血症と感染予防に配慮します。
- 練習問題679: 歯根面の歯石と感染歯質を除去した直後に冷水痛を訴える患者への対応はどれか。
正解: ア 要点: 処置後の知覚過敏は一過性のことがあります。
- 練習問題680: 超音波スケーラーによる除石を含む歯科診療での口腔外バキュームの使い方はどれか。
正解: エ 要点: エアロゾル対策として常時使用が勧められます。
- 練習問題681: 歯周治療体系のなかでの歯周基本治療の位置づけはどれか。
正解: ウ 要点: 原因除去療法で、全患者に行います。
- 練習問題682: 歯周基本治療に含まれる処置はどれか。
正解: エ 要点: 不適合修復物やう蝕の是正も基本治療です。
- 練習問題683: 歯周基本治療後の再評価検査の説明として適切なのはどれか。
正解: ウ 要点: 初診時と同じ内容で行い、比較します。
- 練習問題684: 歯周基本治療後の再評価検査で、深い活動性の歯周ポケットが4mm以上残存していた場合の対応はどれか。
正解: エ 要点: 深い活動性ポケットには外科治療を検討します。
- 練習問題685: 歯周治療後に「治癒」と判定される歯周組織の状態はどれか。
正解: ウ 要点: 炎症と出血がなく、ポケットは4mm未満です。
- 練習問題686: 継続管理におけるサポーティブペリオドンタルセラピー(SPT)とメインテナンスの違いはどれか。
正解: エ 要点: SPTは病状安定、メインテナンスは治癒が対象です。
- 練習問題687: 歯周病重症化予防治療の期間中に病状の悪化と4mm以上のポケットの出現を認めた場合の対応はどれか。
正解: ウ 要点: 悪化時は中断し、治療段階を見直します。
- 練習問題688: 歯面研磨とPMTCの違いとして適切なのはどれか。
正解: エ 要点: PMTCは歯肉縁下1~3mmまでを対象にします。
- 練習問題689: PMTCでフッ化物配合研磨剤をシリンジで注入した直後に行う操作はどれか。
正解: ア 要点: 注入の次は歯間部隣接面から始めます。
- 練習問題690: O'Learyらのプラークコントロールレコードの説明として適切なのはどれか。
正解: イ 要点: 歯頸部の付着の有無をみる定性検査です。