歯科保健指導論の練習問題(65問)
練習問題
- 練習問題51: 保健指導で対象者の行動変容を支援する際、最も適切な目標設定はどれか。
正解: ア 要点: 指導者が押し付けず、本人が実行できる目標を一緒に作ります。
- 練習問題52: 行動変容ステージの進み方として適切なのはどれか。
正解: ア 要点: 行動変容は、無関心から関心・準備を経て実行・維持へ進むと捉えます。
- 練習問題53: 行動変容の必要性に関心がない対象者への初期支援として適切なのはどれか。
正解: イ 要点: 関心がない段階では、すぐの実行を押し付けず、まず気づきを支援します。
- 練習問題54: 近いうちに歯みがき習慣を変えたいと考えている対象者への支援として適切なのはどれか。
正解: ア 要点: 行動する準備ができている人とは、いつ・どこで・どう行うかを具体化します。
- 練習問題55: 新しい口腔ケア行動を続けている対象者への支援として適切なのはどれか。
正解: ア 要点: 続けられている点を認め、定期的なフォローで習慣化を支えます。
- 練習問題481: 保健指導の面接で、対象者が改善すべき生活習慣に気付くための働きかけはどれか。
正解: イ 要点: 本人が生活習慣を客観視できる面接が、気付きのきっかけになります。
- 練習問題482: 新しい健康行動を一人で続けにくい対象者に、マニュアルが例示する支援の組合せはどれか。
正解: ウ 要点: 定期的な助言と仲間の存在を行動継続の支えにします。
- 練習問題483: 新しい口腔保健行動を実行できた対象者への対応として適切なのはどれか。
正解: イ 要点: 具体的な承認と励ましは自己効力感を高めます。
- 練習問題484: ヘルスビリーフモデルで内的な行動のきっかけとなるものはどれか。
正解: ウ 要点: 自分で感じた症状は内的な行動のきっかけになります。
- 練習問題485: 保健指導で翌年以降の健診受診を支える方法はどれか。
正解: エ 要点: 継続受診の意味を本人が理解し納得できるよう支えます。
- 練習問題486: マニュアルがポピュレーションアプローチとして例示する組合せはどれか。
正解: ウ 要点: 参加経路を増やし、集団全体が選びやすい環境を整えます。
- 練習問題487: ヘルスビリーフモデルで健康行動の可能性を高める主な二要因はどれか。
正解: エ 要点: 脅威の認識と、行動の利益・障壁の比較が中心です。
- 練習問題488: 行動変容ステージを面接で把握する主な目的はどれか。
正解: イ 要点: 現在の準備性を把握し、次の段階へ進む支援を選びます。
- 練習問題489: 保健指導で行動目標を設定するときの基本はどれか。
正解: ア 要点: 行動する本人が、生活に取り入れられる目標を選びます。
- 練習問題490: 行動変容ステージと保健指導の対応で正しい組合せはどれか。
正解: ウ 要点: 準備期では、本人が目標・方法・行動計画を具体化します。
- 練習問題491: 健康行動の支援手法としてマニュアルが例示する組合せはどれか。
正解: イ 要点: 複数の面接・行動支援手法を対象者に合わせて取り入れます。
- 練習問題492: 乳幼児の口腔機能の獲得に影響し得る習癖として、マニュアルが例示する組合せはどれか。
正解: ウ 要点: 指しゃぶり、唇を吸う・かむ癖、舌を前へ出す癖などを確認します。
- 練習問題493: 乳幼児または児童の歯の萌出が極端に遅いと相談された場合の対応はどれか。
正解: エ 要点: 萌出時期の個人差を踏まえ、極端な遅れは歯科受診へつなげます。
- 練習問題494: 口腔の健康に関心がありセルフケアもできている人への声かけはどれか。
正解: ア 要点: できている点を認め、専門的ケアと健診で維持を支えます。
- 練習問題495: 口腔の健康に関心はあるがセルフケアをしていない人への支援はどれか。
正解: エ 要点: 関心を具体的なセルフケア開始へつなげます。
- 練習問題496: 多忙で口腔保健行動に取り組めない人への提案はどれか。
正解: ア 要点: 忙しい人には無理なく始められる小さな変化を提案します。
- 練習問題497: 各ライフステージに共通する歯科疾患対策の組合せはどれか。
正解: エ 要点: セルフケアとプロフェッショナルケアは歯科疾患対策の両輪です。
- 練習問題498: 歯科健診後の保健指導で受診勧奨を個別化する基礎情報はどれか。
正解: ウ 要点: 健診で分かったリスクに応じて健診・治療への受診を促します。
- 練習問題499: 磨き忘れを減らすための歯みがき指導はどれか。
正解: イ 要点: 歯列に沿った一定の順序は磨き忘れを減らします。
- 練習問題500: う蝕予防の食生活指導で確認する内容はどれか。
正解: ア 要点: 糖分を摂る回数を把握し、頻回摂取を減らします。
- 練習問題501: 乳幼児の保護者へ勧める口腔内の確認習慣はどれか。
正解: イ 要点: 保護者が毎日仕上げ磨きと口腔内観察を行います。
- 練習問題502: 幼児が自分で歯ブラシを持つ際に保護者へ伝える安全上の注意はどれか。
正解: エ 要点: 幼児の歯みがきは保護者が見守り、喉つき事故を防ぎます。
- 練習問題503: 少年期の歯科保健課題へ学校で対応する体制はどれか。
正解: イ 要点: 学校内外の専門職と家庭が連携して支援します。
- 練習問題504: 成人期の歯科保健指導で生活習慣を広く確認する理由はどれか。
正解: ウ 要点: 成人期は環境変化に伴う複数の生活習慣リスクを評価します。
- 練習問題505: メタボリックシンドロームの診断で用いられる基準項目はどれか。2つ選べ。
正解: ア・イ 要点: 腹囲(内臓脂肪蓄積)を必須項目とし、血圧・血糖・脂質で診断します。
- 練習問題506: 生活習慣の改善へ抵抗を示す対象者への対応はどれか。
正解: エ 要点: 抵抗の背景を聴き、本人が受け入れられる選択肢を作ります。
- 練習問題507: 新しい健康行動の継続を促すプログラムの工夫はどれか。
正解: ウ 要点: 快適で楽しめる経験は行動の継続を後押しします。
- 練習問題508: 個人の健康行動を継続しやすくする環境への働きかけはどれか。
正解: イ 要点: 職場・地域の選択肢とコミュニティも継続を支えます。
- 練習問題509: ヘルスビリーフモデルにおける外的な『行動のきっかけ』はどれか。
正解: ウ 要点: 医療従事者からの情報提供は外的な行動のきっかけになります。
- 練習問題510: 生活習慣改善の意識はあるが口腔の健康へ関心がない人への支援はどれか。
正解: イ 要点: 既存の健康意識を入口に、口腔と全身のつながりを伝えます。
- 練習問題511: 口腔にも生活習慣改善にも関心がない人への支援はどれか。
正解: ア 要点: 身近な気付きを作り、小さな変化とフォローアップへつなげます。
- 練習問題512: 対象者別の歯科保健指導を組み立てる前に、本人について把握する情報の組合せはどれか。
正解: エ 要点: 価値観、関心、行動、健康状態を合わせて把握します。
- 練習問題513: 保健指導の後に「やりたいとは思うが、帰宅が遅く朝も余裕がない」と話す対象者の評価はどれか。
正解: ア 要点: 関心や理解と、実行を妨げる生活上の障壁を分けて捉えます。
- 練習問題514: 歯科疾患対策を理解しやすく伝える方法はどれか。
正解: イ 要点: 分かりやすい教材を対話と個別の所見説明に活用します。
- 練習問題515: 歯科保健行動への関心を高める説明の工夫はどれか。
正解: ウ 要点: 口腔と全身の関係を根拠の範囲内で伝え、動機付けに活かします。
- 練習問題516: 歯科保健指導を他の健康関連事業と連携して行う主な意義はどれか。
正解: エ 要点: 健康事業間の連携は共通リスクへの一貫した支援を可能にします。
- 練習問題517: 歯が生える前の乳児の保護者へ伝える口腔ケア準備はどれか。
正解: ウ 要点: 萌出前はガーゼで優しく触れ、口腔ケアへ慣れる準備をします。
- 練習問題518: 1歳6か月児の仕上げ磨きで保護者へ示す重点部位はどれか。
正解: イ 要点: 上顎前歯の歯肉境と歯間部を丁寧に仕上げます。
- 練習問題519: 3歳児の保護者へ重点的な観察を勧める歯面はどれか。
正解: イ 要点: 3歳頃は乳臼歯の溝と歯間部を重点的に観察します。
- 練習問題520: 萌出したばかりの第一大臼歯をもつ6歳児への保健指導はどれか。
正解: ウ 要点: 萌出直後の永久歯は家庭清掃と専門的予防を組み合わせます。
- 練習問題521: 歯の交換で肉や野菜を食べにくい9歳頃の児童への食生活支援はどれか。
正解: ア 要点: 交換期は食材を除くのでなく、食べやすい形へ調整します。
- 練習問題522: 永久歯列が整う12歳頃に保護者へ勧める関わりはどれか。
正解: イ 要点: 自立を尊重しながら保護者の見守りと健診を続けます。
- 練習問題523: 歯肉に炎症がある成人へ示す歯ブラシの当て方はどれか。
正解: エ 要点: 歯肉境へ毛先を約45度で当て、軽い力で小刻みに磨きます。
- 練習問題524: 成人へ歯間清掃用具を指導する際の選択基準はどれか。
正解: エ 要点: 用具の種類とサイズを口腔状態に合わせ、使い方も伝えます。
- 練習問題525: 高齢者へ歯の欠損を長期間放置しないよう説明する根拠はどれか。
正解: ウ 要点: 欠損放置は周囲の歯の移動と咀嚼機能低下を招き得ます。
- 練習問題526: 義歯を使用している高齢者への受診指導はどれか。
正解: エ 要点: 口腔の変化に合わせ、義歯を定期的に評価・調整します。
- 練習問題527: 歯肉退縮がある高齢者への根面う蝕予防指導の組合せはどれか。
正解: ア 要点: 清掃、糖の頻度調整、フッ化物、定期受診を組み合わせます。
- 練習問題528: 口の機能に軽微な衰えが重なる高齢者への保健指導はどれか。
正解: エ 要点: 小さな衰えを早く見つけ、口腔体操などの予防行動へつなげます。
- 練習問題529: 『出血が続く自分は歯周病になる可能性が高い』という認識は何に当たるか。
正解: イ 要点: 自分が病気になる可能性の受け止めは罹患性の認識です。
- 練習問題530: 『歯を失えば食事と仕事に大きく影響する』という認識は何に当たるか。
正解: イ 要点: 病気になった場合の結果の重さは重大性の認識です。
- 練習問題531: 『フロスは有効だが朝は時間がない』と話す対象者への支援はどれか。
正解: エ 要点: 認識している利益を保ち、具体的な障壁を小さくします。
- 練習問題532: 『来週から就寝前にフロスを始めるため購入した』人のステージはどれか。
正解: エ 要点: 一か月以内の開始を決め具体的に備えているため準備期です。
- 練習問題533: 3~5歳児に対するフッ化物配合歯磨剤の使用指導で正しいのはどれか。
正解: イ 要点: 3~5歳では900~1,000 ppmFを5mm程度使用し、すすぎは少量の水で1回です。
- 練習問題534: 糖尿病患者へ歯周病との関連を説明する内容として適切なのはどれか。
正解: エ 要点: 糖尿病と歯周病には双方向的な関連が報告されています。
- 練習問題535: 現在歯数と健康寿命に関するマニュアル掲載の研究結果を説明する際、適切なのはどれか。
正解: ア 要点: 現在歯数と健康寿命の関連を、因果関係と断定せず説明します。
- 練習問題536: 9~10か月頃の乳児について、マニュアルに沿う離乳食指導はどれか。
正解: エ 要点: 9~10か月頃は3回食へ進め、歯ぐきでつぶせる固さを取り入れます。
- 練習問題537: つわりで通常の歯みがきが難しい妊婦への個別支援はどれか。
正解: ア 要点: 用具、味、時間帯を調整し、つわり中も可能な清掃を探します。
- 練習問題538: 妊婦への歯科保健指導を包括的に行う組合せはどれか。
正解: エ 要点: 妊娠中の口腔リスクと胎児期の栄養を、実行可能な対策と共に伝えます。
- 練習問題539: 情報機器の操作に不安がある高齢者へ、歯ブラシの当て方を指導する方法はどれか。
正解: ウ 要点: 情報機器の操作が障壁になる場合は、対面での実演と確認が有効です。
- 練習問題540: 移動が負担となる住民の参加を広げる歯科保健教室の設計はどれか。
正解: イ 要点: 遠隔方式と共通教材を組み合わせ、参加しやすさと指導の標準化を図ります。